ドラマ「正直不動産」で学ぶ8ー「建築条件付き土地」はお得?

「正直不動産」で学ぶ
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第6話は「仕事をする理由」というキャリア教育みたいなお題でしたが、「建築条件付き土地」が取り上げられていました。ドラマでは6棟2億2,800万円という建築条件付き売地にNPO団体のシェアハウスが建ってハッピーエンドとなりましたが、建築条件付き土地とはどんな土地なんでしょうか?

チラシやインターネット等で見つけた土地の広告に、よく見ると「建築条件付き」と書いてあることがあります。建築条件付き土地とは、売主が買主に対して「自社で(売主指定の建築会社で)」「一定の期間内に」などの条件付きで売る土地のことです。

建築条件付き土地のここはおススメ

相場に比べ土地が割安⁉

「土地の価格を抑えてお客様を引き寄せ、利益は建物の方で」という魂胆の場合は当然土地価格は割安に設定されますが、スケールメリットによるコストカットで土地建物のトータルでもお値打ちなこともあります。建築会社が意中の会社ならお勧めかもしれません。

そこそこの自由度でスピーディーに家が建つ

仕様が決まっているので注文住宅みたいな自由度はありませんが、一般に、間取りや外観、内装などは自分の好みや家族のニーズに合わせてカスタマイズできます。建築会社と参考プランが決まっているので、安価で使い勝手のいい家をスピーディーに手に入れることができるとも言えるでしょう。

マイホームが完成する楽しみを味わえる

建売住宅はすでに建てられた家を購入するので建築工程を見ることはできません。一方、建築条件付き土地は基礎工事からスタートして建物が完成するまでの工程を自身の目で確認し、ドキドキワクワク、マイホームが完成する楽しみを味わうことができます。

建築条件付き土地のここには注意

建築会社を選べない

モデルハウスを見て回ったり建築について勉強したりするとマイホームに対するこだわりも出てくるでしょう。しかし、建築条件付き土地は注文住宅のような自由度はありません。さらには、その建築会社の得意とする工法や設計スタイルに制限されることもあります。

契約期間に制限がある

多くが土地の購入から3か月以内に建築請負契約を結ぶという条件になっているため、短期間で間取りや設備、細かい仕様や色まで決めなければなりません。また、期間内に契約が結べない場合は土地の売買契約自体が白紙になってしまうリスクもあります。これはかなり大きなプレッシャーです。

建築費の妥当性が分からない

注文住宅は複数の建築会社からプランと見積もりをもらい比較検討することもできます。しかし、建築条件付き土地では建築会社が決まっているので、他社から見積もりをとることはできません。参考プランの見積もりを検討し、予算内に収まるようにプランを変更するしかないでしょう。

注文住宅や建売住宅と比べて

「注文住宅」の方がいいかと言えばそうとも言えません。私も経験しましたが、土地を探す、建築会社を選ぶ、(そのために勉強する)、設計士(営業マン)と打合せながら進めていくのはとても骨が折れます。でも、この一連の家づくりを楽しむことができる方にはお勧めします。

「建売住宅」は建物を実際に見て買うことができるので、期待値と満足値が大きく乖離かいりすることは少ないでしょう。また、建物を建てる手間が省けるので、家づくりのために仕事や趣味などに割く時間を削りたくないという方にもお勧めできます。

桜町不動産
桜町不動産

一概に「建築条件付き土地」がいいとか悪いとかは言えません。マイホームに対する思いやこだわり、もちろん予算も俎上に載せ、上記のメリットやディメリットをしっかり理解した上で、家族でしっかり話し合って決めることが大切だと思います。


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